PEAQ & La PEAQ


真珠の種類


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あこや真珠(和珠) 

 最も代表的な真珠で、「真珠」と聞いてみなさんが頭に思い浮かべるのも、おそらくこのあこや真珠でしょう。我国で養殖されるほとんどの真珠があこや真珠です。母貝自体が手のひらくらいの大きさなので真珠もそれほど大きくありません。(約2ミ〜約10ミリ)一般的なネックレスは、ほとんどあこや真珠を使用しています。

黒蝶真珠(黒真珠) 

 南洋産(タヒチが代表的)の黒蝶貝(くろちょうがい)から生まれる黒、もしくは深い緑、深いグレーなどの真珠です。深い緑に赤みがかった反射のある「ピーコックグリーン」と呼ばれる色目をしたものに人気があり、またその価値も高いです。他の真珠に染色処理をして「黒真珠」と呼んでいる物もありますが、もちろん黒蝶真珠は天然の色です。

南洋真珠      

 最大の真珠貝である白蝶貝(しろちょうがい)から採れる真珠です。きれいな銀白色をしており、直径15ミリくらいまで育つものもありますが、照りの良い美しい銀白色の大珠は貴重です。

マベ真珠      

 マベ貝から採れる半球形の真珠で、独特の美しいレインボーカラーの輝きを放ちます。また、近年では養殖技術の向上で、半球形に加え、球形のものも少量ながら採れつつあります。上記南洋半径と同じく、ハート型のものも見られます。同じ半球形でも、南洋半径真珠とマベ真珠は母貝が違う為、区別されます

淡水真珠     

 主にイケチョウ貝という大型の二枚貝から採れる真珠で、我国では琵琶湖などで養殖されますが、多くは中国から輸入されています。一般的に楕円形のものが多く、天然に出る色がホワイトはもちろん、オレンジ、ワイン等と豊富です。最近は養殖技術の向上で、中には一見あこや真珠と見まがうほどの真円で大粒のものもあります。

ケシ真珠     

 真珠母貝の生殖巣の中にでき、ケシ粒のように小さく、人工核を持たない小粒真珠です。養殖期間中に母貝が小石等の異物を体内に取り込み、それが芯(核のような役割)となって形成されます。形は楕円形や小石のようないびつなものもあります。さらに小粒のものは砂ゲシと呼ばれています。

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